計算機実験
シミュレーション9:連成振動子に非線形項を入れてみる
2007/12/20  

線形で駄目なら非線形でやってみよう、ということで、シミュレーション8の連成振動子に非線形の項を入れてみた。

線形のバネは、長さに比例して張力が働く。

d^2x/dt^2 = - k x
これまで(シミュレーション8までに)扱った振動子は、全てこの線形のバネであった。
線形のバネに対して、ここでは次のように、長さの2乗に比例して働く力を加えた。
d^2x/dt^2 = - k x - α x^2

結果はシミュレーション8と似た、複雑なものとなった。 正負の転送回数の差異は、線形なシミュレーション8の方が非線形なシミュレーション9よりも大きい。 また、シミュレーション9の方が、シミュレーション8に比べて転送回数の変動がやや小さいように見える。


   結果のグラフ

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