計算機実験
シミュレーション5:両端の壁を振動子に置き換えてみる
2007/12/20  

シミュレーション4は、本当に「マックスウェルの悪魔」になり得るのだろうか?
この結果を疑うのは当然だが、さらにいくつかのシミュレーションを行って、真偽の程を確かめてみよう。

シミュレーション4では直接ボールの速度を操作したが、これをもう一歩現実の熱運動に近づけるため、両端の壁を振動する壁面に置き換えてみた。 そして、壁面の振動エネルギーが一定値に近づくように調整した。




   結果のグラフ

結果は、先のシミュレーション4と同じように、正(+)の転送がより多く起こっていた。

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