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2008/02/14
あるいは、こんな仕組みでもよいだろう。
この仕組みの場合、最初の箱に分子が入っているか、いないかによって、仕事を取り出すまでの手順が違ってくる。 それゆえ、仕事を取り出すまでの時間が2通りになる。 可能か不可能かを見極めるポイントは、 1サイクルの長さが可変になる かどうか。 先に挙げたシラードの仕組みは、1サイクルの長さが一定に決まっていた。 だから、シラードの仕組みを実現することはできない。 それに対して、上に挙げた2つの仕組みは、いずれも1サイクルの長さが決まっていない。 仕事を取り出す時間が決まっていないので、これらの仕組みは実現できる可能性がある。 |